諒

アメリカン・クライムの諒のレビュー・感想・評価

アメリカン・クライム(2007年製作の映画)
3.6
バスの中で知り合い、バニシェフスキー家に行ったシルヴィア、ジェニー姉妹。
そこにはシングルマザーのガードルードを筆頭に6人の子供たちがいた。
そこで子供たちと仲良くなった姉妹。
姉妹の両親は巡業に出る事になっており、ガードルードは姉妹の父親にお金を払ってくれれば巡業が終わるまで面倒をみると話を持ちかける。
父親は、ガードルードの姉妹の面倒を頼み、姉妹はバニシェフスキー家に預けられる事となる。
初めは子供たちとも仲良くしていた姉妹だったが、送られてくるはずの小切手が遅れた事により、ガードルードはシルヴィアにしつけと称した暴行を加える様になる。

実話を基に作られた作品。

一家が胸糞なのはもちろん、庇わない妹にも同じ位腹が立った。
一度タガが外れるとエスカレートして、もう本人にも自分自身を止められなくなるのだろう。
この子になら何をしてもいいというのが当たり前になっているのが怖い。
最後は涙が出た。
諒