MoscatoBianco

セリ・ノワールのMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

セリ・ノワール(1979年製作の映画)
2.5
人が役を選ぶのではなくて、役が人を選ぶということを再認識しました。
主要な登場人物を演じた2人の俳優さんのその後(男優:自死、女優:横死)を見ても、そういう印象を受けます。

その片方マリー・トランティニャンは、ジャン=ルイ・トランティニャンとナディーヌ・トランティニャン(旧姓マルカン)の娘です。
1976年に2人が離婚した後、ナディーヌはこの映画の監督アラン・コルノーと再婚しています。
2人の交際がいつ始まったか(いつ結婚したか)は定かではありませんが、いずれにしても監督は、撮影当時16歳だった継娘を、全裸を含む主演に配役したわけです。
何やら黒い闇を感じてしまうのは、アタマのおかしいワイの邪推でしょうか?

アタマと言えば、もう一人の主演パトリック・ドヴェールの頭頂の薄毛具合が絶妙です。役作りの一環でしょうか。
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