KARIN

愛と呼ばれるもののKARINのレビュー・感想・評価

愛と呼ばれるもの(1993年製作の映画)
4.0
「もしかしたら 神様も
私と同じ女なのかもしれないわ」

カントリー音楽の都ナッシュビルで繰り広げられる
リヴァー・フェニックス主演の青春ラブコメディ。

頭がクラクラする!
もうキュンキュンし過ぎて心に穴が開く!!
そのぐらい甘酸っぱくて、可愛くて
虜になっちゃう物語です。

夢を追いかけニューヨークからナッシュビルへやって来たミランダ(サマンサ・マシス)は、オーディションを受けようとするがあえなく遅刻。
そこで同じくオーディションを受けに来た気分屋のジェームズ(リヴァー)と出会い、互いに惹かれていくが…。

主人公たちが歌うカントリーソングがとっても素直で、まっすぐ心に染み込んでゆく。
そして2人の恋の駆け引きや
向こう見ずでロマンティックなシーンの数々が
夢追い人たちの物語を美しく彩ります。

サマンサ・マシス演じる、勝気で機知に富んだミランダがとっても可愛くてパワーをもらえる!
ちゃっかりサンドラ・ブロックも出演してます。若いけどなんか変わってない(笑)
2人の親友っぷりは見ていて本当に楽しかった。

それでもやっぱり
リヴァー・フェニックス。恐るべし。
23にしてあの眼差し。あの色気。
すべての台詞が歌のよう。
どことなく漂う悲しい雰囲気が
いっそう胸を締めつける思いにさせました。

それでも彼の歌声をたくさん聞けたので、とても幸せです。

夢を追いかけながら葛藤したり
夜中にエルヴィス・プレスリーの家に行っちゃうあたり、ラ・ラ・ランドを彷彿とさせる✨

おっきな夢を追いかけてる人々を
ユーモラスな言葉と
まっすぐな歌で後押ししてくれる、
とってもキュートな映画でした!
KARIN

KARIN