昨今の研究でアーサー王伝説のモデルと推定されている5世紀のローマ軍兵士の戦いを大胆な脚色で描いた歴史ロマン。「アンパンマンの歌」の歌詞みたいな話で、古代を舞台にしているが、随分アメリカナイズされている。シブい英国俳優を多数配したイケメン祭。アーサーとランスロットの鉄板ブロマンスの間に割り込んでくるグィネヴィアとの微妙な三角関係の元ネタを知っていると楽しい。馬を使った行軍や戦闘シーンに巧みさを感じた。ただ、ソードアクションがイマイチなんだよな。同じクライヴ・オーウェン主演の漢祭りなら「ラスト・ナイツ」の方が格好良かった。しかし今見ると、ほとんど「マグニフィセント・セブン」状態だよな。こっちの方が顔面偏差値高いけど。
2017.6.25 DVD(字幕)
