キング・アーサーの作品情報・感想・評価

「キング・アーサー」に投稿された感想・評価

双六

双六の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

円卓崩壊までの話だと思って見てたらブリテン統一までの話だった。面白かった。
izr

izrの感想・評価

4.0
マッツさん目当てで鑑賞。ずっと観たかった映画です。
あの有名なアーサー王と円卓の騎士達の物語。わたしは造詣が深くはなく何となく知っている程度でしたが、それでも楽しく観ることが出来ました。
アーサーの気持ちも解る。国ではなく法でもなく彼を信じついていく仲間たちの気持ちも解ります。DVDにはメイキングなどの特典映像もついており、そこで、アーサーを一度は止めたランスロットがそれでもアーサーについていったのは“友であるならついていくべきだと思ったから”と解説が入っておりましたが、それを言うならアーサーも“友であるならランスロットの制止を受け容れてあげるべき”とも言えるのではないかなとちょっと思ったり……
まぁアーサーには正義の為に悪に立ち向かって欲しいとは思いますしそれこそアーサー王ですしそれに続く円卓の騎士を眺めることこそ胸が熱くなるシーンではあるのであのストーリーで良かったとは思いますが、でもアーサーの判断によって命を落とした仲間もいるので(仕方ないのですが)その仲間達のことを想うとどうしてもつらくて……←物凄く感情移入してしまいました

語り部は一応ヨアン・グリフィズさん演じるランスロットです。爽やかな表情がいいですね。
ヒュー・ダンシーさん演じるガラハッドが一番最年少な感じです。無邪気な幼さの残る表情で笑っていて可愛らしいです。
そしてマッツ・ミケルセンさん演じるトリスタンですが、無造作に伸ばされた御髪から覗く眼差しと偶に見せる笑みが愛らしいです。
メイキングにて、演者の皆さんは弓の構え方や乗馬や殺陣を相当訓練してから演じたようでした。故にアクションシーンはとても良かったです。
またこの映画の為に四箇月かけて一から作った城壁の威圧感や完成度も見ものです。
キャストも、演出も良かったけど話がよく分からなくて、観賞したあとにこの映画を解説しているサイトをみた。
他のアーサー伝説映画に比べて、リアル感はありましたが映画的に成功だったかは疑問です。
あの『パイレーツ・オブ・カリビアン』の翌年にジェリー・ブラッカイマー製作でこんな映画があったなんて全然知らなかった。
音楽ハンス・ジマーかつ18歳ピチピチのキーラ・ナイトレイがアバターメイクで大暴れしたりと話題性◎だが、アーサー王伝説もクライヴ・オーウェンも日本人には馴染み薄いもんなぁ…。

ちなみに本作は「アーサー王を史実通りに描く」と言っておきながら、実は結構なフィクションだったりする。
歴史上アーサー王のモデルとされる人物は複数おり、そのうちの2名にまつわるエピソードを無理やり合体させたのが本作におけるアーサーの正体である。

【ルキウス・アルトリウス・カストゥス】
181年頃にサルマティア騎馬隊(ブリタニア駐留ローマ軍として派遣されていた外人部隊)の指揮官を勤めたローマ軍人。

【アンブロシウス・アウレリアヌス】
410年頃のローマ撤退後、500年頃にブリトン人の統一軍を率いてバドン山でサクソン人を退けたとされるローマ系ブリトン人の貴族。

本作のアーサーは「逃げ帰るローマ軍を尻目に1人イングランドに留まって民のために戦った英雄」として史実よりもドラマ性を優先して描かれている。これはいわゆる白人酋長モノで、自国の歴史が浅く神話を持たないアメリカ人は他国の建国神話に自身を重ねて楽しむのが大好きなのだ。

個人的に1番好きなシーンは最初決戦前に馬上のアーサーとステラン・スカルスガルド(マイティソーのフルチン博士)扮するウェセックス王が一対一で対峙する場面。本当なら2人が向かい合うべきところをアーサーの馬が暴れて敵将の背後に回ってしまっている。これが結果的に「荒ぶる軍馬を御する騎士VS背後を取られても全く動じない強将」の構図に見えて激アツ。多分NGテイクをそのまま使ったのでは?いい仕事。

参考図書:「図説 アーサー王伝説」
meg

megの感想・評価

3.0
今まで鑑賞してきたスペクタクル巨編映画の中では最も好きかも知れない。この手の物語は長尺だし登場人物は見分けられないし苦手だったが、見応えのある場面が多くて純粋に楽しめた!魅力的な登場人物が多く、アーサー王伝説に関する知識が無くても入門編として良いと思う(私も全く予備知識がないまま鑑賞した)。小難しくなくて、個人的にはお気に入り♪ただ映画的な質はそこまで高くないかな~とも……。キーラ・ナイトレイが完全にアバターです☆
トリスタン役のマッツ・ミケルセン目当てで鑑賞。雪が降る中佇むマッツがめちゃくちゃかっこよかった…。
アーサー王伝説に登場する騎士達の活躍をほんの少し知るには丁度いい映画かもしれません。
この世は完全ではない。
大勢の平和の為に、少数が犠牲になる。

このレビューはネタバレを含みます

 勇ましい音楽に騎士たちが馬に乗って、戦闘シーンも迫力あってすごかったです。

 ところが話がよくわからないという。というか、登場人物たちの行動の動機が全く理解できないのが痛いです。
 ローマ人に嫌気がさしているような主人公たち。いかにも嫌な司教の命令で敵が迫る城にいる家族を救出するというのを受けますが、主人公、無茶な命令だとすげー怒ります。
 ところが次のシーンでは仲間の騎士たちに、その命令を指示するという。騎士たちも怒ったり戸惑いますが、結局向かう事に。

 目的地の城にいたのが、これまた嫌な奴。民百姓たちを虐げていて、自由と平等な考えの持ち主の主人公キレます。けど守ります。
 そこで出会ったサクソン人のヒロインが登場。護衛が終わって、敵が攻めてきたというのがわかったら、いきなりベッドシーンが始まるという。一体いつ恋愛感情が芽生えたんだろう?

 主人公たちのいる城に敵の大軍が迫って、いよいよこれまでとなり。城を去る騎士たち。主人公だけ残る。何で残るのかわからず、何で去るのかもわからない。謎だらけの展開に戸惑いました。
 そもそも、冒頭、少年が騎士になるところから始まりますが。これは主人公ではないのがよくわからず、一体何の意味があるのか、効果があるのかわからないオープニングでした。

 そしてエピローグで王様となっている主人公。王子様だったの? と。ローマ人のため? 民衆のため? お金のため? サクソン人が憎いから? と主人公を始め登場人物たちの気持ちや設定がよくわからない映画で残念でした。
  
定番の中世のアーサー王物語ではなかったけど、アーサー王が物憂げでかえって現代風だった。キーラ・ナイトレイ寒そう。
因みに、定番のアーサー王物語ってどの映画を観ればいいの?
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