キング・アーサーの作品情報・感想・評価

「キング・アーサー」に投稿された感想・評価

アーサー王伝説について最近発表された新しい学説に基づいて作ってみたらしい。時代が違うけどブレイブ・ハートみたいだった。
show

showの感想・評価

3.0
【キング・アーサーの「キリスト教をぶっ飛ばせ!」】

キング・アーサー。5世紀後半から6世紀初めのブリトン人の王とされるが、伝説上の人物である。この映画では、ローマ帝国支配時代のアーサーが、サクソン人の侵攻を撃退する時期に焦点があたっている。

面白いのは、アーサーが「自由」を求める人物として描かれている点。中世キリスト教世界における理想的君主として古くから描かれてきたアーサー王だが、本作ではキリスト教に幻滅し、個人の自由を求める人物として描かれている、実に現代的解釈である。

しかし、全体としては眠かった。途中で何度も寝てしまい、そのたびに巻き戻してみた。この眠気は、全体的なテンポの悪さと、映像による説明の少なさにあるように思う。それぞれのシーンは雄大だったり勇壮だったりするのだけど、逆にいうとそれだけなので飽きがきてしまったのかもしれない。
ギネヴィアとはレンアイさせとかんと!と、与えられた宿題もちゃんとこなしつつ、フークア監督が撮りたい画を撮った綺麗な実写イラスト集というか紙芝居というか。キーラ・ナイトレイをアバター風ピクト人?に仕上げてきたり、撮りたい画をしっかり撮ってくる攻めっ気がイイナと思いました。その後ハンニバルで共演するトリスタンとガラハッドが居たりと、なかなか楽しかった。アクションシーンはちょっとドタバタ感あったけど、止め画は大変ええね。(2017/2/17
双六

双六の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

円卓崩壊までの話だと思って見てたらブリテン統一までの話だった。面白かった。
izr

izrの感想・評価

4.0
マッツさん目当てで鑑賞。ずっと観たかった映画です。
あの有名なアーサー王と円卓の騎士達の物語。わたしは造詣が深くはなく何となく知っている程度でしたが、それでも楽しく観ることが出来ました。
アーサーの気持ちも解る。国ではなく法でもなく彼を信じついていく仲間たちの気持ちも解ります。DVDにはメイキングなどの特典映像もついており、そこで、アーサーを一度は止めたランスロットがそれでもアーサーについていったのは“友であるならついていくべきだと思ったから”と解説が入っておりましたが、それを言うならアーサーも“友であるならランスロットの制止を受け容れてあげるべき”とも言えるのではないかなとちょっと思ったり……
まぁアーサーには正義の為に悪に立ち向かって欲しいとは思いますしそれこそアーサー王ですしそれに続く円卓の騎士を眺めることこそ胸が熱くなるシーンではあるのであのストーリーで良かったとは思いますが、でもアーサーの判断によって命を落とした仲間もいるので(仕方ないのですが)その仲間達のことを想うとどうしてもつらくて……←物凄く感情移入してしまいました

語り部は一応ヨアン・グリフィズさん演じるランスロットです。爽やかな表情がいいですね。
ヒュー・ダンシーさん演じるガラハッドが一番最年少な感じです。無邪気な幼さの残る表情で笑っていて可愛らしいです。
そしてマッツ・ミケルセンさん演じるトリスタンですが、無造作に伸ばされた御髪から覗く眼差しと偶に見せる笑みが愛らしいです。
メイキングにて、演者の皆さんは弓の構え方や乗馬や殺陣を相当訓練してから演じたようでした。故にアクションシーンはとても良かったです。
またこの映画の為に四箇月かけて一から作った城壁の威圧感や完成度も見ものです。
SALT

SALTの感想・評価

3.4
キャストも、演出も良かったけど話がよく分からなくて、観賞したあとにこの映画を解説しているサイトをみた。
他のアーサー伝説映画に比べて、リアル感はありましたが映画的に成功だったかは疑問です。
あの『パイレーツ・オブ・カリビアン』の翌年にジェリー・ブラッカイマー製作でこんな映画があったなんて全然知らなかった。
音楽ハンス・ジマーかつ18歳ピチピチのキーラ・ナイトレイがアバターメイクで大暴れしたりと話題性◎だが、アーサー王伝説もクライヴ・オーウェンも日本人には馴染み薄いもんなぁ…。

ちなみに本作は「アーサー王を史実通りに描く」と言っておきながら、実は結構なフィクションだったりする。
歴史上アーサー王のモデルとされる人物は複数おり、そのうちの2名にまつわるエピソードを無理やり合体させたのが本作におけるアーサーの正体である。

【ルキウス・アルトリウス・カストゥス】
181年頃にサルマティア騎馬隊(ブリタニア駐留ローマ軍として派遣されていた外人部隊)の指揮官を勤めたローマ軍人。

【アンブロシウス・アウレリアヌス】
410年頃のローマ撤退後、500年頃にブリトン人の統一軍を率いてバドン山でサクソン人を退けたとされるローマ系ブリトン人の貴族。

本作のアーサーは「逃げ帰るローマ軍を尻目に1人イングランドに留まって民のために戦った英雄」として史実よりもドラマ性を優先して描かれている。これはいわゆる白人酋長モノで、自国の歴史が浅く神話を持たないアメリカ人は他国の建国神話に自身を重ねて楽しむのが大好きなのだ。

個人的に1番好きなシーンは最初決戦前に馬上のアーサーとステラン・スカルスガルド(マイティソーのフルチン博士)扮するウェセックス王が一対一で対峙する場面。本当なら2人が向かい合うべきところをアーサーの馬が暴れて敵将の背後に回ってしまっている。これが結果的に「荒ぶる軍馬を御する騎士VS背後を取られても全く動じない強将」の構図に見えて激アツ。多分NGテイクをそのまま使ったのでは?いい仕事。

参考図書:「図説 アーサー王伝説」
meg

megの感想・評価

3.0
今まで鑑賞してきたスペクタクル巨編映画の中では最も好きかも知れない。この手の物語は長尺だし登場人物は見分けられないし苦手だったが、見応えのある場面が多くて純粋に楽しめた!魅力的な登場人物が多く、アーサー王伝説に関する知識が無くても入門編として良いと思う(私も全く予備知識がないまま鑑賞した)。小難しくなくて、個人的にはお気に入り♪ただ映画的な質はそこまで高くないかな~とも……。キーラ・ナイトレイが完全にアバターです☆
トリスタン役のマッツ・ミケルセン目当てで鑑賞。雪が降る中佇むマッツがめちゃくちゃかっこよかった…。
アーサー王伝説に登場する騎士達の活躍をほんの少し知るには丁度いい映画かもしれません。
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