エドガー教授はUFO研究の権威。巨大UFOの接近を察知した教授チームはUFOの追跡を始めるが、事故に遭う。彼らは洞窟に逃げ込むが、そこにはエイリアンが潜んでいた…というストーリー。
地球に襲来したUFOとエイリアンが調査チームや囚人と警官と死闘を繰り広げるSFアクション。ちなみに「スピーシーズ」要素はまるでありません。
二人の囚人を護送する護送車が事故で立ち往生中の教授一行を乗せるもUFOと遭遇し事故に。彼らは近くの洞窟に逃げ込むも、そこにはエイリアンが巣を作っており、死闘が始まるという内容です。
冒頭から地球とそこに襲来する巨大円盤とそこから出るUFOの大編隊が描かれますが、これが初代プレステの様なCGで唖然とさせられます。
囚人負護送する警官達や、途中で遭遇する教授一行を乗せるか乗せないかで揉めたりと会話シーン多めですが、合間にUFOが人攫ったり、ビームで車や家爆発させたりします。ビームも失笑物のCGですが、小規模ながら車の爆発シーンは火薬使った爆発シーンですね。
事故に遭った教授たちと護送中の警官二人と囚人二人が洞窟に逃げ込んでからは、洞窟内に巣を作っていたエイリアンが登場して襲われ、洞窟内をエイリアンから逃げたり戦ったりする展開が続きます。画的にも矢っぽくて緊張感も感じられませんが、緊急事態の中で囚人と警官が協力してエイリアンと戦う所はちょっとアツくて良かったですね。後、女優陣皆綺麗なのも良かった。博士の助手の女の人は猫連れて家から逃げた後まるで出てこなくなったな。
エイリアンはグレイタイプと爬虫類っぽいタイプの二種類登場して、主に襲いかかってくるのは爬虫類っぽいタイプですね。ショットガンで何発か撃たれると倒れますが、死ぬとそのまま消えてしまいます。どちらも着ぐるみ使っていて、その造形と合わさって何だか50年代のSF映画見てる気分になります。グレイタイプは攻撃型じゃないからか、主人公達が巣に乗り込んできたらクモの子散らすように逃げる所は笑ってしまいました(笑)その後、変な装置使ってシールド貼って主人公達閉じ込めたらそのシールドの前で棒立ちして眺めていましたが、装置持ったエイリアンが倒されてシールド解除されたらまた蜘蛛の子散らすように逃げる所また笑ってしまいました(笑)
後半のエイリアンの巣での戦いではゾンビみたいなのも登場してちょっと盛り上がったかな。
洞窟での戦いの合間にUFOの大編隊が都市をレーザー攻撃するシーンも挟まれますが、ここでの爆発は安いCGになっていました。
洞窟から脱出して終わりかと思いきや、そこからUFOの攻撃で荒れ果てた外の世界でUFOに追いかけられて、廃工場での戦いになっていく所は蛇足感たっぷりではあったけどどう決着するのかちょっとつかめなくて見入っちゃいました。
しかしUFO一機倒されて即一旦引き上げるエイリアン達はビビりなのか慎重なのか。まあ、主人公達の言うようにすぐ攻撃に戻ってくるんだろうけど。
全編通して安っぽさ漂う50年代のレトロSFのような作品ですが、不思議と最後まで見れた作品でした。

田舎町の囚人護送車が、刑務所に犯人を護送中に地球を侵略に来たエイリアンに襲われる話です。兎に角チープな映画です。見るのを途中で辞める作品も多い中何故か最後まで見ました。主人公の男が、なかなかいけていて、エイリアンの巣？みたいなシーンは結構頑張って作ってました。UFOとUFOから出されるビームのCGが、非常にチープでギャグに面白かったです。