すんすん

小公子のすんすんのレビュー・感想・評価

小公子(1936年製作の映画)
4.2
とても頑固で高慢ちきそうなドリンコートが、セディーを一目見たとたんに善意の人だと理解したようなあの表情がなんとも言えない。あの一瞬のためにもう一度観たいと思えるほどの名作。

「わしは今まで人を愛せなかった。だがあの子は違った。わしは年老いて疲れておった。あの子は生きる喜びだ。なにより、わしはあの子を誇りに思っておる。あの子がいつの日か、当主として私の後を継ぐのが楽しみだった。」
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