このレビューはネタバレを含みます
黒星紅白はいいぞ。でも変態だ。
彼の性癖がふんだんに盛り込まれたであろう今作では、着ぐるみ、つるぺたっ娘、魔法少女、ミニぬいぐるみ、などなどキュートな絵柄で作られている。
物語は少しちぐはぐに見える。というのも、少女たちの心の内が成長することで、現実を乗り越えること、壁を越えること、が描かれているわけだが、少女たちへの感情移入が難しい。彼女たちがどうなりたいか、という明確な目的意識がないように見えた。そこがあやふやなまま、成長してしまったようにみえる。卒業式が途中から言葉としてアサインし、最後特別なファクターとしてみえたけども、卒業ってそんな大事なファクターだっけ?
この辺からもターゲット年齢層がわからず、プリキュアなのか、アイカツ!なのか、ブレイブ ストーリーなのか、まどまぎなのか、はっきりしろよ!感がある。
自分は黒星紅白とサモンナイトのファンだったため、街並みや世界や登場人物の絵のおかげで楽しめたが、そのとっかかりがない人にはちょっと楽しみづらいかも。
でも、ポッピンQはいいぞ?
続編でドロドロしたらいいなあ。