中学生活にそれぞれの心残りを抱えた卒業目前の少女たちが、異世界に集められ、異世界を救って元の世界に戻るために頑張る話。
より具体的には、ダンスで世界を救う話。しかし、不完全燃焼。
‥良い意味で「子供向け」に作られたお話だなあ、という印象でした。 私みたいなおっさんが見ることを想定していないのなら、文句を言うのは筋違いだと思いますし。
以下は、おっさんの感想。
良かったところは、画面の配色がカラフルで綺麗だったところ。あと、東映アニメの伝統芸能たるダンスシーン。
悪かったところは、とにかく色々と説明不足で、特にメインキャラの掘り下げが全然足りていないところ。そのためか、お話の展開も不自然なところが多く目につきました。
恐らく、小中学生くらいをターゲットとして作られたんだと思いますが、結局見にきているのは私みたいなオタクのおっさんの割合が高いみたい。売り方は失敗してるよなあ。
子供にはやや難しい感じがするし、オタクを満足させられるかと言うと、描写が不足している。
一つ一つの素材は良いのに、それを活かしきれていない、非常にもったいない作品でした。
ラストの、次回作への引きは‥えーっと、どう反応したらいいんだろ。
良い点もいくつかありますが、褒め讃えるほどではないので、この点数にしました。 もっと子供が見にきてくれると、良いですね。皮肉でなく、そう思いました。
