このレビューはネタバレを含みます
この映画を満たしている女児アニメの「お約束」とそれに支えられた「ご都合展開」がここまで退屈でないのは、劇場アニメならではの描きこまれたディテールのおかげ。
序盤の展開もうまく、明らかに足りていない尺をうまく活用していてよかった。
またなにより、黒星紅白のキャラクターがこれほどいきいきとスクリーンを動き回るのはそれだけでも感動できた。
ストーリーに関しては、教訓じみて退屈になってしまいがちな「成長物語」がシンプルにまとめられていてよかった。個人的にはもう少し個々人の葛藤や挫折が描きこまれていてよかったと思うが、この映画に尺が足りてないことは観ればわかることなので割愛
ダンスは尺を節約しながら中盤のメリハリをつけていた。CGの出来もよく、キャラクターが映えていたので個人的には高評価。
へたくそなダンスもよかった、これだよ！これ！って感じだった
クライマックスは黒沢ともよの声がすべてだった、斎藤千和とのかけあいがあのクオリティで成立してかつ「同一人物だ」ということを信じさせられてしまうのはもう声優の演技というものの精髄だと思う もう最高 タイムパラドックス？なんですかそれは？
とにかくこれを毎朝観たいのでニチアサでやってくださいと思いました
続編もニチアサでお願いしますよろしくお願いします
