いきなり目隠しした状態で片乳出したデリヘル嬢の乳首を剃刀で切り落とそうとするミッキー・ロークから始まり(多少語弊があるが、)必要最低限の台詞と画で、前作から数十年後のジョン・グレイの日常や変化を上手く見せられているような気がして、「なんだ意外と悪くないじゃん」と思ったが、それ以降が問題だった。要するに何もないのだ。驚くほど何もない(まあ多少予想はしていたが)。過去の女性を引きずっている収入源不明な金持ちミッキー・ロークが、わざわざパリまで行って元カノの所持品だった絵画のオークションに参加したかと思いきや、そこで出会った元カノの知り合いであるデザイナーとひたすらデートしてイチャコラするだけ。3Pしそうになった時のミッキー・ロークのパンツ姿は正直見るに耐えない。さっき見たのにもうラスト忘れた。ミッキー・ロークのファン以外は絶対に見なくていいと思う。