監督のゲイリーワイズは、モンティーパイソンが生んだラトルズの「ラトルズー金こそすべてー(78)」でエリック・アイドルの助手的監督であり、それ以前にはジミ・ヘンドリックス(73)※おそらくここでも助手、The Beach Boysのミュージカル監督をしたりしてる。60年代当時、音楽からの映画・TV界隈でコネクションを持つアメリカのフィルムメーカー。
本作が日本でのゲイリーワイズ監督の映画作品といえるところ。
ストーリーは十戒で観たようなモーゼの裏側で、自分が神の使いだと翻弄される男の物語。
ところどころ笑いの中にメッセージ性があったりだとか。メル・ブルックス辺り好きな人には笑える安定した作品。
しかし上記の略歴を除けば、名も知れ渡らない数あるB級映画の粋を飛び越えることもない作品。好きだけど!