インダスの大地

マルコヴィッチの穴のインダスの大地のレビュー・感想・評価

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)
3.8
(記録用)くれいじーオブくれいじー……
ジョン・マルコヴィッチの中に入った(主人公の)嫁さんと(主人公の)愛人がいちゃつくというまさかのレズ話。
圧倒的にジョン・マルコヴィッチが可哀想。彼に人権は無いのか。
チンパンジーの過去のトラウマとかジョン・マルコヴィッチの中のジョン・マルコヴィッチ(心の闇)とかジョン・マルコヴィッチのヴァ○ナを体験するとか、な、何を言っているのかわからねーと思うだろうけど俺も何を見せられているのか分からなかった。頭がどうにかなりそうな話でした。

…真面目にやりますね。
人形遣いの主人公は自分に自信がないからこそ人の皮を被ることにのめり込んでいったんですね。
99年から少し進んだ今では誰しもが(twitterやfilmarksも)アバターを持って仮想の皮を被っているコトが多くなったけれど、ある意味これもジョン・マルコヴィッチの穴みたいなもんなのかもね。
本体以外の誰かに成り代わる、までは行かないけど自分以外への変身願望はよっぽど自我の強い人以外は持ち合わせたものなのかも。
『自分』を生きたいね。人権の無いマルコヴィッチほんと可哀想でした。