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マルコヴィッチの穴のsonozyのレビュー・感想・評価

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)
4.5
『穴』を見た流れで、1999年、スパイク・ジョーンズ監督の長編デビュー作を久々に。
チャーリー・カウフマンの脚本、スゴいです。改めて面白い!

主人公クレイグ(ジョン・キューザック)は熟練の人形師だが稼げておらず、ペットショップ勤めの妻ロッテ(キャメロン・ディアス)から仕事を探すよう言われ、"手先の器用な人"という求人に応募する。

そのオフィスは、7 1/2階(7階と8階の間)にあり、フロアは天井がやたら低く、みな腰を曲げて移動している。
話の通じない受付の女性、105歳の社長と面談後、ファイルの並び替え担当として採用が決定。

妻との関係がイマイチなクレイグは、同じフロアにいる美女マキシン(キャサリン・キーナー)と出会い惹かれる。

ある日、彼は会社のキャビネット裏の壁に不思議な穴を発見する。
その穴に入ってみると、なぜか俳優ジョン・マルコビッチの脳につながり、自分の意識を持ったまま彼の目から世の中が見れる!
そして15分後、ハイウェイ脇の草地に放り出されるという不思議な体験。
大興奮のクレイグはマキシンと組んで「あなたもマルコヴィッチになれる」という体験ツアーをビジネスにしてしまう・・・

クレイグの妻ロッテにも体験させると、彼女の中の何かが目覚める。
俳優マルコビッチも、自分がおかしくなっていることに気付き、原因をつきとめるが・・・

これぞ、名作というか"迷作 of the World"!です。笑
他では見れない感じのキャメロン・ディアスと、チャーリー・シーンにも注目です。
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