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マルコヴィッチの穴のnknskokiのレビュー・感想・評価

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)
3.9
ある日主人公は職場のオフィスで人気俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中に入れるという不思議な穴を見つける

「外側」「内側」という概念を取り入れるなら人間は「器」と「魂」に分けることができる
「肉体」と「精神」
僕たちの本質は意識のみであって肉体は器として借りて活動をしているだけという考え

これは友達が言っていたのですが、倦怠期を迎えた夫婦は嫁の体に色気を感じなくなるそうです
セックスはマンネリ化するので嫁の「体」だけを借りて"頭の中では違う誰かとヤっている"のを想像するそうです
激昂している女性のみなさんへもう一度言いますが、これは僕が言ったのではなくて友達が言っていました

僕は童貞なのでセックスとかよくわかりませんがそう考えると相席屋などで適当に女性を引っ掛け、ただヤることだけを目的としたいわゆるワンナイトラブ的な欲求にのみ従ったセックスは器で行っていると考えられるし、愛のあるセックスは魂(愛情)で行い補助として肉体を使うと考えることができそう
ヤリチンがよく「お前はほんと下半身だけはよく動くな!」って言われているけど、これあながち良い表現な気がする
長々と語ってきたけど、僕は童貞なのでセックスとかよくわかりませんが

ちなみにとても天井の低いオフィスが出てくるけど日本の法律では天井の最低高さは2.1mと決まっています
体感したい人は新宿駅地下プロムナードの丸ノ内線付近がちょうどそのくらいの高さなので是非一度行って欲しいのですがかなり圧迫感があります
でも、僕はこの高さとても好きです
普通の人はおそらく普段意識しない天井という存在を直に感じることができる
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