ファイ

マルコヴィッチの穴のファイのレビュー・感想・評価

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)
4.5
¨ずっと封印してきた一本¨

大ファンであるスパイクジョーンズ監督の処女作。マルコビッチの穴(Being John Malkovich)
脚本はチャーリーカフマン氏、あの¨エターナルサンシャイン¨の脚本を手掛けた方。
当然この組み合わせでつまらなくなる訳がない。

初めて観たスパイクジョーンズ監督の作品は映画でなく、ミュージック・ビデオだった。この映像をつくる人は誰!?何なんだ、この世界観!というところから入り、次に観たのは¨かいじゅうたちのいるところ¨ 続いて ¨her¨である。

マルコビッチの穴だけは絶対に直ぐには観ないと決めていた。何故なら期待値が高かったからである。
やっと昨夜、タイミングとコンディションが合ったので鑑賞。

冒頭から引き込まれる感覚は最高。
始まって直ぐに、好きな作品なのは間違いないと妙な胸騒ぎすら覚える。
内容には触れないが、とにもかくにも最高。

話していて自分の琴線にふれてきた人には必ずオススメしたい一本。

また個人的に全く関係ないが、気になる点はDVDのチャプター画面。
ずっと眺めて考え抜いた結果、挫折。
ゲーム🎮のような感覚で仕掛けがあるのでは?と踏んだのだ。

チャプター画面から、あなたもマルコビッチの穴に入れます。というような仕掛けや映像があれば間違いなく☆5だった。

いやー、しかし最高の一本。
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