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放浪の王者のlemmonのレビュー・感想・評価

放浪の王者(1938年製作の映画)
3.5
英題通り「もしも王様だったら?」をテーマに物語は進む。楽しい!😄。

ルイ11世の時代。
貧富の差は激しく、民間人は荒れる一方。
主人公は詩人ヴィヨン。
王家の食料を盗み、皆に振る舞う。

そんな折、裏切り者が側近にいると気づいたルイ11世がお忍びである酒場に。
そこにいたヴィヨンは王がいることを知らず、王を罵倒し、王の側近を殺めてしまう。

ルイ11世にとって良い事と悪い事の両方をしでかしたヴィヨンに対して、王は国の救済を1週間で行うよう、彼にそれなりの位をつけて警備の責任者になるよう命じた。


軸であるストーリーが面白いので最後まで楽しく拝見!
ルイ11世演じたベイジルラスボーンが流石の存在感。作品通して、少しコメディ要素というかライトな部分もあるので、凄みを出すべきシーンでの迫力はどうしても薄くはなったか。

ヒロインはフランシスディーだが、酒場の女を演じたエレンドリューのほうが印象的だった😢。

コールマンは余裕で主人公ヴィヨンを演じていて、それが緊張感を薄くする。
囚人なのにうろちょろ歩き回ったり😂、ツッコミどころはあるのだが、、、なかなか面白かった。自分、どっちやねん!


スタージェス脚本。
なんか納得🤔😆。
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