hasse

自由を我等にのhasseのレビュー・感想・評価

自由を我等に(1931年製作の映画)
2.6
演出3
演技3
脚本2
撮影3
音楽3
技術3
好み2
インスピレーション2

人間による蓄音機の組立ライン作業→機械化→人間イラネ
で終わりでなく、労働は機械に任せて人生謳歌しようぜ~というラストがルネ・クレールらしく、牧歌的で人間讃歌的で良い。主人公二人も機械に頼らぬ当てもない旅に出るところも含めて。

そこに至るまでの物語は正直凡庸。ミュージカルパートもきつく、時代的にしょうがないが中途半端にサイレント映画の文法引きずってるのもあまり好きではない。エミール(脱獄し損ねるほう)が「自由」の象徴なのはいいが、あまりに無能&どんくさすぎてむしろ「不自由」では、、、

『モダン・タイムス』の元ネタらしいが本当だろうか。
hasse

hasse