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オペラハットのhummingbirdのレビュー・感想・評価

オペラハット(1936年製作の映画)
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田舎で暮らすディーズは、多額の遺産を相続し、ニューヨークで暮らすことに。

ディーズは田舎者の詩人で、誰もが彼を侮っているが、実は彼は聡明な善人(ケンカも強い)。ゲイリー・クーパーがこのディーズを、ちょっとずるいくらい魅力的に演じている。

前半の内容はラブコメで、ディーズの行動を楽しく見ていたのに、後半ではそれが悪意によって歪められるのが、かなり怖い。キャプラ作品なので、オチは分かっているけれど、それでも胸が熱くなる。

助演のキャラクターも個性的で、強面の男性が実はいいヤツだったのが面白い。ディーズがジーン・アーサーの家から転びながら帰るところが長回しで良い。
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