LEE

トラブルシューター 解決士のLEEのレビュー・感想・評価

3.6
リュスンワンがプロデュースと脚本をやっているということで鑑賞
なんだか惜しい作品だった


殺人容疑をかけられた探偵が自分の無実を証明する為奔走するというノンストップサスペンスアクションとでもいうべき本作
テンポよくお話も進んでいき、アクションもあるので楽しくは見れる作品ではある
しかし割と最初の方で主人公を嵌めた犯人が明らかになってしまうのでサスペンスとしての求心力は弱かったのと、政治要素がちょっと話をややこしくしていたような気はする
でもなんだか後のベテランを想起させるような要素もあり、楽しく見ることができた


アクションは結構ボリュームがあり、中ボスやボスがいて肉弾戦が多いのは嬉しいんだけどクオリティがそこまで
細かい寄りのカットが多すぎるので位置関係とやってることが分かりづらいのが見ていて辛かった
スタントダブルがバレないようにこう撮っているのかもしれないけど、もうちょっと引きのショットも差し込むべきだとは思った
アクションコレグラファーは最近僕が大好きなチョンドゥホン
一体なぜ…と思ったけど、アクション監督でなくコレグラファーなので編集や撮影で自分の意見が中々通らなかったのかななんて思ったりもした


悪くはないけど、勿体無さを感じた一本でした
LEE

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