あお

ピーター・パンのあおのレビュー・感想・評価

ピーター・パン(1953年製作の映画)
4.0
ある程度の年齢になってから視聴すると笑けるくらいサイコホラーのあらゆる角度へのド差別カルト作品。キャラデザがディズニーの中でも抜きん出て好みなのが悔しい。
フックは大人になってからネバーランドに訪れた人物で、人魚やインディアン(ここはひょっとしたらフックと同じか?)、ワニ達は夢の存在なのだろうか。色々気になるところはあったのだけれど、原作を調べた上で、現状ではこれは理が通らんなと結論付いた。
ピーターパンのキャラクターは好きだけれど性格が顔に現れている。ウェンディは12歳にしてバブみが深すぎる、心根も不自然なほど美しい。ティンカーベルが中盤までド畜生なのもウケる、人魚然り、いかにもイギリスの女の子らしい虐めっ子感である。
boysだけなこととか、ラストの展開は原作の流れを考慮するとまあ納得出来た。それに、ウェンディの母性に影響された所もあるのかもしれない、叱られたかった子供のような。
自分がインディアンだったら死んでも評価したく無かった作品かもしれないが、ディズニープラスの注意書きに同意なので……。
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