Kiefer

ピーター・パンのKieferのレビュー・感想・評価

ピーター・パン(1953年製作の映画)
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5/14

子供が見る作品では勿体ないくらいの
大人な話。女性の話とも見れた。

夢を持つことは子供でも大人になっても
光り輝く素晴らしいこと。
夢を持つことを忘れた1人の命でも
何か1つのきっかけで、光が戻る。
大人の忘れてた夢という部分に
直接訴える作品は素敵だと思う。

また、この作品で女性関係も面白く描かれていた。ティンカーベル、ウェンディ、タイガーリリー、人魚達やウェンディの母などなど。
子供の頃はそんな風に見てないが、
今みると、ピーターパンという人は、女性にとってとても魅力的でとてつもなく人たらしで
人気者なんだなと感じた。
ずっと隣で過ごしていたティンカーベルが
ヤキモチを焼くのも無理はないなと思う。(笑)
幼なじみに彼女が出来たみたいな感覚に近いのかなと思う。
それを気にしていないウェンディに余裕があるのかその気にしていない雰囲気でさえも気に食わないというティンカーベルも可愛い。

そのティンカーベルの嫉妬心を使って
ピーターパンをおびき寄せようとした
フック船長もまた人間というか大人な考え方だなと思う。現実にも振り向かせたい人にこのように動いてる人いるなぁ、、と思う。
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