落ちこぼれ高校に赴任した少し不思議な数学教師が、だんだんと生徒と心を通わせていき、最後には難関試験に全員合格してみせるという王道ストーリーでした。
でも、普通に合格して終わり、では簡単すぎるなぁ？時間もまだかなり余ってるし…？と思ったら、最後に「そう来るか！？」って感じの展開が待っていましたね。
そんな困難がありながらも、結局はいい成績を残せて終われる生徒たちの姿に感動しました。
というか、底辺高校のならず者生徒達、ということでちょっと苦手かなと思ってみていたのですが、みんなそれぞれの事情を抱えていたりしたので、見た目だけで判断するのはやっぱり危険だなと思いました。
すぐに全員を応援したい気持ちになったし、特にエンジェルがおばあちゃんを大切にしてるのが良かった。個人的にもエンジェルが一番のお気に入りでした。
まあ、最近の映画ほど大きな話の抑揚やものすごいどんでん返しはありませんでしたが、いいお話でした。
