生涯死ぬ時までスキャンダラスな存在だったパゾリーニ監督
残酷な映画も撮りますが、弟を戦争で亡くした事もありブルジョア社会を憎んでたようです(パルチザンだった彼は虐殺された)
その謎多き死を、貴重なインタビューの数々が語る...
1984年に一度きり放送されたビデオからの鑑賞です。
パゾリーニを殺害した本人のインタビューが見られますが、どこかおかしい...
2014年に犯人とされてきた彼が罪を否定して真実を語っているが、私はそれが本当だと思っています。
パゾリーニの「ソドムの市」は残されたフィルムで繋いで作られていた。
その残りは何者かに盗まれていた。(その犯人はネオファシスト達だという)
彼が殺害される事になる夜、フィルムを取り戻すという目的もあったといいます。
私が色々な情報を見て感じたのは彼が死の前に言っていた「ある秘密を知っているが証拠はない、だが私は知っている」
有名人で影響力のある彼を恐れたある大物がパゾリーニを死へ葬った事は間違いないですね...