皆さんはこの映画のタイトルを見た時、何を期待されるでしょうか。おそらく残酷とか拷問といったものを期待されると思います。そんなもの、この映画にはほぼないです。

ナチスが勝利した相手の部隊とか、そこら辺で暮らしてたユダヤ人の女を捕虜にして収容所に入れて拷問する。なので、部隊の人たちがそこから逃げ出して戦う話。

肝心の拷問シーンですが、男の去勢シーン。女をひん剥いて、体を洗ったり床を這わせたりするシーン。男の鞭打ち。以上です。マジ？？しかもモザイクが濃いので重要なところが全然観れないよ…
でもなぜか拷問担当してる医者がレズのマゾで、看護師にムチで叩かれて喜んでるシーンとか、所長はゲイ？バイ？で、男とキスしてるシーンはあるよ。なんで？？？

なお最初、なんの説明もなしに始まる戦闘シーンは戦車に爆弾投げ入れて爆発させたり、集落で銃の撃ち合いとか火炎放射器で焼いてて迫力があったよ。これがこの映画のピークです。
その後は収容所での拷問(笑)があって、収容所の脱出シーンが1分くらいで終わって、オアシスで追っ手との戦闘になります。
ここは互いに銃を撃ち合ってるシーンが映されだけで迫力あんまりなくて単調すぎる！！どっちかが銃を撃つ！避ける！当たって死ぬ！進む！を繰り返すだけ…
ちなみに次に移動したオアシスで待ち伏せされててなんやかんやで全員死亡して終わります。

本当に全体的に中途半端でずっと盛り上がりに欠けてると思いました。ろくに拷問はしないわ、戦闘シーンも迫力ないわ、どっちが主人公陣営か分かりにくすぎるわで…
終わり方はカス。

なぜか1人だけ先駆者様がいらっしゃるのでmark1じゃないんだよね。