このレビューはネタバレを含みます
戦場カメラマン達の目的は人によって違うんだろうけど、彼と友は何を求めて戦地に行っていたんだろう。もう少し掘り下げても良かったかな。スペイン人の精神科医(心療内科?)の登場で戦地でのエピソードが明かされる。心理学的な切り口は幾つかあったけど、それがもっと沢山在ればさらに夢中になれたはず。ラストでPSTDの原因が明らかになるのだけど、衝撃。足の麻痺は精神的なものだろうことが分かった時は震えた。「彼のお墓はどこ?」と訪われた後の嗚咽「苦しくて苦しくて手を離した…」と吐露しながら喉を掴む手、悲惨すぎて頭痛がする。