小人の世界の描き方、めちゃくちゃ細かいところまでしっかり描写されていてこの世界観だけで凄くワクワクさせてくれる。
紅茶の缶とか人間が使っている物を箪笥として使用してたり"借りぐらし"のディテールの細かさも良いし、前半の人間の世界に狩りに出かけるパートも昔ゲームキューブでプレイしてた「ちびロボ！」っていうゲームみたいでなんか好き。
メインストーリーは借りぐらしで生活している小人のアリエッティと病弱な少年・翔との出会いと別れそして淡い恋模様を描いた作品。
さして劇的な展開は無いけれど基本的に穏やかでどちらかと言うとストーリーの面白さよりも「描かれる世界観の良さ」が印象的な作品だった。
この映画における悪ポジションのお手伝いさんがなんであんなに小人に執着しているか最後まで良く分からなかったな…。
