ニカイドウ

借りぐらしのアリエッティのニカイドウのレビュー・感想・評価

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)
4.5
『思い出のマーニー』と『借りぐらしのアリエッティ』が同じ監督やと知った時は、なんかわからんけど感動した。
多分『借りぐらしのアリエッティ』を映画館で観た方が先。『思い出のマーニー』はその後テレビで観たと思う。
同じ監督やと知ったのは最近。
アリエッティの初見はスクリーンで観たので、視点は小人の視点。人間は巨人のように見えた。
主人公の翔も含めて。
だから、めちゃめちゃアリエッティ側に感情移入。笑
人間から借りて暮らしているという、借りぐらしという設定はあるようでない…よね?
アリエッティ達の旅立ちに希望を感じられる、新たなはじまりのようなラストがとても印象的で良かった。
誰かのせいで減っていくものがある。捻じ曲げられてしまうものがある。けど、それは必ずしも悪い事じゃない。その先の道にだって希望はある。そういう前向きな気持ちになれた。
何かを始める時に観ると、見えない先を怖がる気持ちが少しは和らぐかも。
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