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天才マックスの世界のtaominicocoのレビュー・感想・評価

天才マックスの世界(1998年製作の映画)
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ブレないウェス・アンダーソン監督が大好きです。

共同脚本を務めたのは、アンダーソン監督作の常連オーウェン・ウィルソン。この二人は大学時代からの知り合いなんですね!初めて知った。

天才?奇才?の主人公マックスを演じたのは、『ダージリン急行』の三男ジャックを演じたジェイソン・シュワルツマン。
監督作でおなじみメンツばかりで安心感あります。

ジェイソン・シュワルツマンは撮影当時16、7歳かと思われるんです。
役は15歳なので実年齢とそれほど違わない。

だけど、どう見てもティーンエイジャーに観えなくて。それだけで笑ってしまう😆

ーーラッシュモア高校に通うマックスは、才能がありすぎて部活を掛け持ちしまくり。留年に次ぐ留年を繰り返して、全然卒業できずにいた。

そんなマックスは美人のローズマリー先生(オリビア・ウィリアムズ)に恋してしまう。親友の鉄鋼会社の社長ハーマン(ビル・マーレイ)と力を合わせて猛烈アタックするが、ハーマンもローズマリーを好きになりーー

マックスとハーマンがなぜかつるんでるシュールさは、アンダーソン監督独特の味わい。

ビル・マーレイ、ダッシュしてた。若い!

キャラクターが現実味のない人たちなので、物語がどう展開しても心配も応援もしなくていいのが良かった 笑 
かなり褒めてます👍

くだらな!って鼻で笑ってばかりでしたが、ラスト付近の演劇のくだりは、異様に力が入ってて。
そんなつもりじゃないから、びっくり😂

演劇のストーリーは全然意味が分からないけど、観客はスタンディングオベーションだったし、良かったよ?笑


原題は、Rushmore。
……監督はアメリカンな作品を目指してアメリカを象徴するラッシュモア山から高校名や題名まで付けたそうなんですが……。

「監督の想いはカンケーねぇ!」って邦題。ラッシュモアでも意味わからないから、これは仕方ないか😅

わたしは朝活で観ましたが、このシュールな世界は寝る前の流し見とかにぴったりかも🎶
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