KARIN

天才マックスの世界のKARINのレビュー・感想・評価

天才マックスの世界(1998年製作の映画)
4.3
ウェス・アンダーソン監督初期の作品で、
個人的にも大好きなこの映画。

名門ラッシュモア校に通う主人公マックスは、愛校心を片手にいろんな課外活動に手を出す少年。
将来を約束された「秀才」か!と思いきや成績は最悪。
あれこれ突拍子もないことをやらかして退学になってしまう。
しかしそんなことじゃマックスは止められない。

「天才」と「変人」は表裏一体というけれど
こんなにも愛らしく、身近で、共感できる「天才」は彼ぐらいなのでは。落ちこぼれで、イタくもあるのに憎めない。
あの根拠のない自信と自作のキラキラ感を見てしまえば、不思議と「自分が動けば、なんだって出来るのかも」と思わせてくれて、元気を与えてくれる。
そんなビタミン補給的な感覚で観れる映画です。
KARIN

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