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ワイルド・アット・ハートのまのレビュー・感想・評価

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)
3.2
デヴィット・リンチ監督の代表作にしてカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞、若きニコラス・ケイジ主演のロードムービー。

刑務所を出所した彼氏(ニコラス・ケイジ)が彼女を連れて逃避行。彼女の母親は男との交際に大反対で刺客を送る。

一言で言うと「イタイカップル」の話です。
アンタって最高~ お前最高~ 愛し愛されイチャつき時々ハメを外し自分たちの世界に酔いしれるバカップル。

セックス・暴力が支配する的な売り文句だったけどそれほどでもなく、恋愛要素がメインでした。でも時折ちょっと変わった表現や映像を見せてくるのがリンチ監督風。同監督の作品の中ではかなり見やすいので万人向けではあります。

前半破天荒気味だったけど後半はちょっとだけシリアス。カップルと同じくらい異様な存在感を放っていたのが悪役のウィレム・デフォー。

主人公とヒロインが絵的にもそんなに美男美女に見えない(失礼)なんだけど、それでも二人とも一途で純愛っちゃ純愛な映画。
ま