ワイルド・アット・ハートの作品情報・感想・評価

「ワイルド・アット・ハート」に投稿された感想・評価

クリス・アイザックのWicked Gameの使い方が良いですねえ。
TAKA

TAKAの感想・評価

2.9
セックスと暴力に塗れた男女の逃避行を独特の映像感覚で描き出したロードムービー。

燃え盛る焔が所々シーンに挟まれ、回想や激情のメタファーになっている。
今作は少し中途半端なリンチ感で残念。
ローラ・ダーンが綺麗、相変わらず叫んだ顔が面白いけど。
ラストにニコラス・ケイジが放つ西城秀樹ばりの「ルゥゥウウラァアアッ‼︎!」が聞ける。
登場人物が全員オカシイ。
キャラクターとしてあまりに不安定で、
情緒おかしくて、完全に狂ってる。
常軌を逸しすぎててもう笑っちゃいます。
ストーリー自体、割とシンプルですが
不安定なキャラクター、奇怪な映像、
キレキレの音楽と、まったく飽きません。
卓越した映像表現だけで、ここまで
観客を掴んで離さないリンチ監督は
やっぱりスゴいです。
ロスト・ハイウェイなどと比べると
かなり明るい作品で、
監督のギャグセンスが炸裂してます笑。
リンチ監督の作品の中でも
かなり観やすい部類ではないでしょうか。
彼がラブミーテンダーを歌うのは相手が妻である時だけ。
これまでは悪い魔女が不安を運んできて、迷惑や苦労をかけたけどこれからは夢に向かって愛とともに進んで行こう。みたいな少しクサイけど素敵。
ニコラスケイジがセクシー。拳を突き出して蹴り上げた足に砂ぼこりが舞うだけでこんなにかっこいいとは。
ウィレムデフォーもすごい存在感
お母さんはすごく気持ち悪いし、というか登場人物ほとんど気持ち悪いけどそれもまた味がある。
オープニングから飛ばしていて最高に気持ちがいい
途中、強盗に発展するまでのシーンが蛇足に感じられるけどウィレムデフォーのおかげで素晴らしいシーンになっている。
台詞回しも独特な感じで良かった。
映像表現も面白い。炎が印象的に使われていたり、ベッドシーンでも画面が赤くなるので、炎を演出していると思われる
再見。

偏差値低そうなニコラス・ケイジとローラ・ダーンが、それはもう愛おしい。
シンプルでナイス
音楽とか急に入る不穏なシーンとかたまらんかっこいい
最後の急展開は謎過ぎ
みつき

みつきの感想・評価

4.3
セックスとバイオレンスの調合具合がめっちゃ好みで、数え切れないくらい観てる作品。

暴力描写の潔さも最高だし、
登場人物達のキチガイぶりも大好き♥️

でも、ニコラス・ケイジがエルビス・プレスリーの曲を歌うシーンだけは凄い苦手で、あのシーンはいつも早送り⏩しちゃう(笑)

「マルホランド・ドライブ」とか「ロスト・ハイウェイ」よりかは混沌としてないと言うか…割りと理解しやすい内容になってるから、
リンチ作品を観たこと無い人は、この映画から観ると良いかも😊

すげぇキチガイ糞ババアも見れるから、そこにも注目してて(笑)

セックス&バイオレンス作品が好きな人にオススメですψ(๑'ڡ'๑)ψ
moon

moonの感想・評価

3.6
よくある男女の逃避行もリンチが撮ると狂ったぶっ飛びロードムービーに…

散りばめられたオズの魔法使いオマージュも楽しいが、いちいちセリフがクサすぎて、演出も過剰過ぎて笑ってしまう。ブルーベルベットで衝撃を受けたローラ・ダーンの泣き顔が再び!! 他にも本当に魔女のような母親やモーテルで出会う人々などキャラクターが胃もたれするほど濃ゆい…なんじゃこりゃwとただ圧倒されるこの映画、まさかのパルムドール…!

ストッキング被ったウィレムデフォーがキモ過ぎて爆笑
kids

kidsの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ニコラスケイジ歌うまい。
ウィレム・デフォーの顔面力。
たとえ数秒しか映らなくても、決して手を抜かれていないおかしな人が出てくるので、リンチワールド。その人達の存在に意味があるのか、ないのかはわからない。
「血」がドバドバ出る「暴力」「ショック」シーンの「交錯」。『オズの魔法使』。「ジングル・デル」やシェリリン・フェンの「事故」。「手を咥えた犬」。「東の悪い魔女」と化した「母親」。「父の死」……。「娯楽映画」として「これでもか」という観客を引き込む映像で盛り沢山だ。「ヘビメタ」「セックス」「煙草」を「やり狂う」だけの話を「飽きさせない」のは「神業」かもしれない。「映画は目で見るもの」ということか。
映画に映ってるのは「ヘビメタ」「セックス」「煙草」を「やり狂う」男女の姿だけ。「リンチ・ワールド」の何が凄いかって「やり狂う」だけの映画をカンヌ国際映画祭「パルムドール」にしてしまったことだ。
そして「ラヴ・ミー・テンダー」を愛する人に歌ったならば、それが『ワイルド・アット・ハート』の正しい楽しみ方なのであろう。
全体的にリンチらしさが散りばめられた映画。

冒頭、ニコラス・ケイジが男の頭を叩き割って殺して刑務所に入る。
ニコラス・ケイジの仮釈放中に、ローラ・ダーンと二人で、(仮釈放中にも拘らず)遠方ヘドライブして逃避行っぽい。
そんな物語を軸に、ローラ・ダーンの母親(このダイアン・ラッドはローラ・ダーンの実母)が殺し屋を雇ったりするが、この母親は口紅を手首に塗ったかと思えば、顔中にも塗ってしまうマッドな感じ。

イザベラ・ロッセリーニ、ハリー・ディーン・スタントンの出演も嬉しい。
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