shuki

教授と美女のshukiのレビュー・感想・評価

教授と美女(1941年製作の映画)
4.3
これまた最高。ラピュタの船内の源流を見たような。逆にシネフィルはラピュタを観て、ホークスを思い出していたりしたのだろうか。

凄いセット。何用の何なのか現代人では理解不能。『グリーン・ブック』のドンシャリの家だったり、ナイブズアウト2の別荘を思い出すけれど、職場であり寮らしい。やっぱり船が一番近い。

とにかく、窓から外に出ようとする

グレッグ・トーランドの撮影の冴え。宮川一夫が小津と組んだ的な面白さ。
蓮實も言ってたけど、あの目だけ光ってるショットの素晴らしさ。キャメラも芝居する。

あの後の"トランプ"って女に言わせる脚本のうまさ。
shuki

shuki