歩葉戸路素

デスペレート・リビングの歩葉戸路素のネタバレレビュー・内容・結末

デスペレート・リビング(1976年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ゴキブリを喰うシーンから始まり
人間を喰うシーンで終わる
下劣な悪趣味ファンタジー映画!

またまたTwitterのカルト映画に詳しいフォロワーさんから頂いたゲテモノDVDコレクションに入ってたので予備知識ゼロで鑑賞!
いやぁビビった
ジョン・ウォーターズ監督とは知らなかった
彼の作品はピンクフラミンゴとシリアルママしか観てなかったが
ピンクフラミンゴはめっちゃトラウマ!太った『エッグマン』という下品に卵を喰う女性がいて、そいつ観てから卵に気持ち悪さを持ってしまい
当分の間、私は卵食べれなかった…
そのエッグマン役の太った女優エディスマッセイさんが今作ではゴキブリを喰わす最低女王として登場し
最後には主人公一味に殺され肉料理にされ喰われるというマジキチっぷりを披露

夫殺しの罪で逃走した妻ペギーと巨漢黒人家政婦グリゼルダが行き着いた無法の王国“モートヴィル”
そこに住むガチレズカップルと同居することになったが、絶対王政の女王が立ち塞がる

果てしなく下劣で最低な場面のオンパレード
一番衝撃的シーンは体重200キロある巨漢黒人家政婦とペギーのレズセックスシーン…
一体何を見せられてる感が凄い!!

脚本のテンポも良くて序盤からテンション高すぎて笑う
冷蔵庫の中から赤ちゃんが出てきたり頭おかしい場面ばかり
王国のセットも極限にまで安っぽくハリボテ感半端ない!
でもそれが得体の知れない不気味さを醸し出していた
歩葉戸路素

歩葉戸路素