MoscatoBianco

クライシス・オブ・アメリカのMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

2.5
SF寄りアクション映画とかにありそうな設定です。なのでもっと派手に行くのかと思ったら、意外にも地味にシリアスでした。

派手に行けば行ったで、よくあるやつね♡ で話は終わってしまうのですが、こういう荒唐無稽(ではない?)なフィクションを真面目にやるのも難しいですね。
1962年にも映画化されています。

● 主人公はベン・マルコ少佐(湾岸戦争経験者、デンゼル・ワシントン、カップヌードルが晩ごはん、ぼっち)。
● 相手役はレイモンド・ショー副大統領候補(リーヴ・シュレイバー、ベンの元部下、マザコン、キモイマン)。
● エレノア・ショー米上院議員はレイモンドの母(メリル・ストリープ)。怖い。大御所感あり過ぎ。役柄的にもですが、メリル・ストリープ自身もです。そのへんにいたら近寄らないタイプです。

子離れできていません。と言うか「リチャード・コンドンの小説では、イズリン夫人(エレノアのこと? 原作だと名前が違う?)と息子のレイモンドとの関係は明らかに近親相姦であり、ベッドのシーンが含まれています」とのことです。

それは小ネタで、ホントのテーマは洗脳です。ちょうど今、日本でも流行してます。

ジョン・ヴォイト、アンソニー・マッキー、ブルーノ・ガンツ、ヴェラ・ファーミガさんがチョイ役で出てます。
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