なゆた

バットマンのなゆたのネタバレレビュー・内容・結末

バットマン(1989年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ティムバートンのホラーの世界観とバットマンが融合されていて唯一無二のバットマン映画だった!
1番面白いところは、ウェインが主人公というよりは第三者視点で語られているところ。はじめはヒロインの視点で物語が進むから、少しミステリー要素もありつつ、ウェインの謎な感じも出て良い。
そしてこの映画においてはバットマンの映画というよりジャックニコルソンの映画だったな!ジョーカーの方が出演時間長いんじゃないか?!笑
でもそれに相応しいくらいの狂気と魅力がニコルソンジョーカーには宿ってて素晴らしかった。
ジョーカーがしでかす悪行の描写や展開もカオスでティムバートンらしくて良い!!美術館で毒ガスで倒れる人たちとかね。人間の命が軽く失われていく狂気が感じられて恐怖を倍増させる。化粧品で人々がジョーカーのように笑顔で死ぬのも怖すぎる。
ジョーカーの最期も怖かった。今に生き返りそうな。ヒースジョーカーはバットマンに対し愛か憎でいったら愛多めだったけど、ニコルソンジョーカーは憎多めでその違いも面白い。でもバットマンとの戦いを何か楽しんでるようでもあった。
なゆた

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