高瀬とうや

キングコブラの高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

キングコブラ(1999年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

どうしよう。
嫌いじゃないw

造形も頑張って作ってるし、生きてるようにカメラを動かしてるので割と臨場感がある(そのせいでミヤギは何度も噛まれ続けるという悲惨な目に遭うのだけど)
狭い町。
それゆえ、中止に出来ない祭り。
巨大生物。
襲われまくる消耗品(モブ)たち。
ヒロインと主人公は別離するはずだったがこの困難によって修復。
というテンプレをおさえてるのも好印象。

ヘビが丸のみにせず噛んで被害者を増やしているのはちょっといただけないけど、ヘビが死んだふりをするという荒業を見せてくれたので許せる。
オチの「実は催眠ガスでしたヽ(・ω・)/ズコー」も。
ただ、ミヤギ推しなのか、彼のシーンが異様にしつこく感じるのだけはどうかと。

B級映画好きなら一度は見ても惜しくないかも。
ドロップキックと死んだふりと催眠ガスオチで。

【あらすじ】
自己顕示欲が高い馬鹿研究者によって、最低最悪のモンスターが生まれてしまった。
キングコブラとガラガラヘビを掛け合わされ、それが巨大化したのだ。
ヘビは研究所から逃走、それから二年(え?)平和な時を過ごしていたが、ついに森で遊ぶ子供を噛んでしまった(噛んだだけ??)
見慣れない毒に困惑する町医者。
抗体を取り寄せようと様々な研究機関へ問い合わせすると、上記の研究所の生き残りが「自分のところで生み出された怪物だ」と討伐に参加する。
この手の物語によくあるろくな収入源がない田舎だけど年に一度のかき入れ時の「ビール祭り」が都合よく行われる時期なので、町長は祭りの中止などできない、と聞く耳を持たない。
町医者と、恋人である女性警官、博士らは新たにヘビの専門家だという日系人男性「ハシ」(ベスト・キッドのミヤギ)を仲間に引き入れるが、どんどん被害者は増える。
とうとう町の権力者も祭りの中止とヘビの討伐を決意(珍しい)
ミヤギ(違)が執拗に何度も何度も何度も何度も噛まれる中、ヘビに対してドロップキックで戦いつつ(蛇にドロップキックって初めて見た)町医者はヘビを大型のチューブに誘い込み閉じ込めガスで殺すことに成功する。
そうして、ヘビの亡骸も明日研究機関が取りに来る手はずとなり、狭い町を出るはずだった町医者も取りやめ、恋人との女性警官とその町で生きていくことを決意。
ハッピーエンド。

のはずが、報連相ミスで毒ガスだったと思い込んでたガスは実は催眠ガスだったので森の中に放置されていたヘビが起きてしまった。
わぁ大変。
高瀬とうや

高瀬とうや