このレビューはネタバレを含みます
ニクソンにエルヴィスが会いに行く話。それだけなので面白くはない。エルヴィスは音楽的にはこの時期力を失っていて、尚且つ思想的にも愛国心溢れるパンピーで、それは時代に置いていかれるよなあと。ニクソンとは歳が離れているが両者ともオールドファッションであるが故に意気投合するという。観ていると普通にエルヴィスダサいな、という印象を受ける。結果、ストーンズやビートルズは時代を越えて愛され、エルヴィスは一つの時代に留まるしかなかった。音楽だけじゃダメで、そこに何を込めるのか。そんなことも考えてしまう