Binchois

愛情の決算のBinchoisのレビュー・感想・評価

愛情の決算(1956年製作の映画)
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なぜだろう、原節子の顔が大映しになるたびに、目頭が熱くなる。
たった数秒のカットのあいだに見せる表情が、あまりに多くを訴えかける。
解釈の暇もなく、感情を揺さぶられた。
鳥籠の隠喩は、ベタだけど素敵。

しかし、ストーリーの内容量に比して尺がやや長い。いちばん大事なシーンで睡魔に襲われた…

若い頃の八千草薫がかわゆい。
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