Iri17

テナント/恐怖を借りた男のIri17のレビュー・感想・評価

テナント/恐怖を借りた男(1976年製作の映画)
4.9
観終わった後釈然としない話だったが、ユダヤ人であるポランスキーが演じている事の意味に気付いたら、実に面白い映画だつた。メタファーに次ぐメタファー、伏線に次ぐ伏線で、現代ヨーロッパ史とアイデンティティを奪われる恐怖を描いた作品。詳しくは鑑賞後に町山智浩さんの解説音声ファイルを聴いていただければ。

『水の中のナイフ』も『ゴーストライター』も正直全くハマらなかったのだが、今回は本当に面白かった!
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