このレビューはネタバレを含みます
2009年 アメリカ 監督:カーク・ジョーンズ
キャスト:ロバート・デニーロ、ドリュー・バリモア、ケイト・ベッキンセイル、サム・ロックウェル
大きな事件もない。涙が止まらないというわけでもない。家族愛が淡々と描かれて、最後はホロッとする。まずまずの映画。
妻が死んで8ヶ月後、子供達4人が集まることを楽しみにしていたマッテオ(ロバート・デニーロ)だったが、誰一人帰って来なかった。マッテオは子供達に会うために旅に出る。4人を訪ねる旅が前半のほとんどを占める。
所謂ロードムービーだ。
ところが4人の子供達は、それぞれが秘密をもっている。父は薄々それはわかっているものの、何もそのことには触れない。
父が倒れることで、家族全員が揃うことになる。
ロバート・デニーロが静かに抑えた優しい父親像をすごくうまく演じている。笑顔がすごく優しい父である。
子供達も豪華俳優陣。それぞれ子供達には秘密があるが、それほど大事件というようなことではなく、ちょっとした事件程度だ。
大きな盛り上がりはないが、最後に子供達が揃うシーンはすこしホロっとする。
死んだお母さんに報告するのは、もちろん「...」。
#2022-227