ユー・ガット・サーブドのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

クリス・ストークス監督が手掛けた青春ダンス・ムービーである本作は、ストリートダンスに明け暮れる毎日を送っていた、ロサンゼルスで暮らす青年デビッドと、その親友のエルジンの姿を追ったものとなっていて、ダンスバトルで常に勝ち続け、一目置かれる存在だった2人が、仲間の裏切りと敗北、挫折を味わい、そこへ追い打ちをかけるように複雑な恋愛や麻薬取引のトラブルに巻き込まれたことで仲違いし、別々のチームとして5万ドルの賞金を賭けたダンス・コンテストに挑む様が描かれたものとなっているのだが、本作はこれで何度目の視聴かは定かではないが、やはり何度観ても映し出される数々の白熱したダンスバトルは魅力的で、息の合ったパフォーマンスは勿論のこと、ユニークな振り付け、選曲、映し出し方、そしてフロアの熱気も感じられますし、物語としても大まかなあらすじをなぞれば単純かもしれないが、宿敵であるウェイドにリベンジを果たす爽快感や、それに至るまでの友情ドラマも良く、本作は個人的に大好きな一作。ダンス映画の中では1番好きな作品ですね。リコとセイントのエピソードも良かったですし、オマリオンやジェニファー・フリーマン、リル・フィズなどといったキャスト陣も魅力的。