ちゃみろー

闇の曲り角のちゃみろーのレビュー・感想・評価

闇の曲り角(1946年製作の映画)
3.9
私立探偵が殺人事件に巻き込まれる典型的なフィルム・ノワール。ちょいと影のあるハードボイルド探偵が、妻を寝とられた美術商の陰謀に巻き込まれるが、純粋でタフな美人秘書に支えられて窮地を脱出しようとする。ヒロインが色っぽく、生き生きとした理想的なキャラクター。探偵はクラーク・ケント風のイケメンだが、ハードボイルドになりきれず、割りとダメンズなので、他にもう少しいい男がいそうなもんだよなーと思う。美術商の若妻も、コケティッシュな魅力があっていい。市街地でのカーチェイスがあったり、粋な映像演出が時折見られ、ノワールの中でもちょっと上質な感触になっている。
2018.4.22 DVD(字幕)
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