アメリカン・フットボールの青少年リーグにあたるポップワーナー・リーグで、史上初の女子選手の誕生と活躍をドラマ化した実話ベース作品で・・・ベタではあるが、やはり一気に見終えてしまった。
そう、展開に特別はなく、序盤なんかはかなりトントン拍子に進み、やや不安にもなったし、試合シーンにも緩さはある・・・が、徐々に熱くなるサクセス・ストーリーにはついつい見入ってしまいますよ。
しかも監督は、ミクスチャーなロックで一世を風靡したバンド、リンプ・ビズキットのあのフレッド・ダーストで・・・終盤のホームタウンを巻き込んだハート・ウォーミングな演出はしっかり映画監督していて、驚きは隠せなかった。
キャストでは、キキ・パーマーが実在の少女に敬意を払いつつの熱演が光り・・・アイス・キューブはフットボーラーには見えないが、さすがの存在感を見せる。