古龍原作の武侠映画
難解な作品だった
ぶっちゃけた感想を書くと、ストーリーが全く分からなかった！
武侠映画は元々ある長い物語をギュッとしたものが多く、展開の早さや登場人物の多さで混乱させられることが多いんだけど、本作はその武侠映画の中でも見ていて頭にストーリーが入ってこなかった
元々の小説を読んでなかったとはいえここまで分からないのは演出や脚本がちょっと上手く行ってないのかもなとは感じた(あと僕の読解力のなさ
でも出てくる登場人物はどれも個性的なので、見終わった後結構覚えてるシーンは多かったりはする笑
アクションは当時流行っていたワイヤーアクションっぽいんだけど、ちょっと違った毛色でなんというか古臭い
そもそもこの映画は30年前の映画なので古臭いのは当たり前なんだけど、当時としても古臭い部分がアクションにあった
それを一番感じたのがワイヤーの使い方で、直線的な使い方しかしていなくて70〜80年代のカンフー映画を思い出した
あと露骨な逆再生も多めに使っていた
武術指導はジャッキー映画でお馴染みの馮克安
陳勳奇とは怒りの未亡人軍団でも一緒に仕事をしている仲
ワイヤーを使わない普通の立ち回りだとちゃんとしているので、武侠映画的なアクションが苦手だったのかもしれない
なんだか見終わった後不思議な感覚に陥った一本
キャスト豪華なので気になった方は是非
あと本作が映画デビューのシーミャオ君も出てます
