ぺんじん

ブローニュの森の貴婦人たちのぺんじんのレビュー・感想・評価

4.3
ジャン・コクトー映画祭で観たけど、これロベール・ブレッソン監督作だったのか!ジャン・コクトーは台詞監修か。
フラれた腹いせに遠回りの方法で男に復讐を図る女性とその計略に巻き込まれる「踊り子」の物語。似たような構造の『マイ・フェア・レディ』や『プリティ・ウーマン』の結末を考えると、あまりにも対照的で切ない。でもその冷たさがあるからこそ、ラストシーンが美しく輝いて見える。
火と水の使い方だったり、暖炉の前での登場人物の位置関係だったりと、ブレッソンの演出の確かさをしっかりと堪能できる作品だった…でも自分ブレッソン作品全然観てないやないか〜い!すみません、これからブレッソン観ます…
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