習作のような『罪の天使たち』から2年ほどで古典的ハリウッド映画の演出法をモノにしている。俳優の動きに対するカット割りが的確で、そこに組みこまれるまなざしのドラマも流麗。所謂ブレッソン印の作品の力強さ…
>>続きを読む雨宿り→だからはじまりはいつも雨なのか(違う)。扉の開閉を光と影だけで表す。グラスが割れたら願い事。降下を止める。もとに返る手紙。前後する車(とカメラ)→フレームインしたりアウトしたり……フレームア…
>>続きを読む男と女の本当の幸せは、醜さを曝け合うことで始まる。
誰もが自分に正直に生きている。しかしその趣向が真逆に向かい合う時、人の運命はこんなにも明暗がくっきりと分かれる。
片や未練の残る恋人を陥れ…
主演のマリア・カザルスは目力が凄いので悪女と思ってしまう。反対に踊り子のエリーナ・ラブールデットは白い服(モノクロだからよく分からないが、マリアは黒っぽい服で対象的)。踊り子の女はマリア演じる女の使…
>>続きを読む陰に涙を隠してしまう白黒映画の美しさ。
「とんでもない娘だったわ 気の毒に 皆も同情してる」
あらすじ: 恋人に本意ではない別れの言葉を告げた女。しかし、男も同じ気持ちだったと返され、去られ…
一見、エレーヌは聡明で美しい女性のように見えるが、実際はそうでもない(マリア・カザレスの美貌と表情がそう感じさせるのだろう)
そもそものきっかけはジャンとの恋愛の駆け引きの中で、本心ではない別れを切…