貴婦人とは言い難い二人の女と軽薄男の歪な三角関係。別れ話を切り出して男の愛の深さを確かめたかった性悪女だったが、それをあっさり受け入れられて逆上し、彼に素性を隠した元娼婦をあてがって結婚に至らせ、式…
>>続きを読む在り方。
エレーヌは付き合っていた男ジャンに別れを告げるもジャンもあっさりと受け入れられてしまう。エレーヌはジャンに復讐しようとキャバレーで働くアニエスと引き合わせようとする。
ブレッソンが描く…
主人公カップル二人の性格が悪すぎてなんか生々しかった
それでもマリア・カザレスさんがかっこ良かったな~
普段恋愛映画をあまり観ないけれど製作された年とか役者の演技力なんですかね、なんかすごい見入っ…
「みな輝かしい曲ばかりです......が,貧しさを欠いています」(ファオ・アー・エムの自身のコンチェルトについての手紙)
ここまでで完成させた"顔"へのクロースアップの技術(レフ板を含めた照明の…
誇り高くて執念深くて冷血な美女よ!
ストーリー展開に無理があり過ぎるけど、コクトーの脚本は格調の高さで不自然をねじ伏せる。舞台上の出来事って感じ。
男女間で男性はtutoyer で女性がvouvoy…
ブレッソン2作目を鑑賞。やはり感情を移入するのはやや難しく淡々と描かれる現実を直視する。恋愛と復讐をテーマに描かれる今作。彼らの複雑な心境をただ画面越しに眺めるにとどまる。それこそブレッソンらしさで…
>>続きを読むフェードでシーンが変わる直前のカット尻でなんの前触れもなく、突然マリア・カザレスの頬を伝っていく涙に戦慄する。それは無表情のままエモーションを表象するという二律背反の結果なのだが、この「涙」を当然の…
>>続きを読む『田舎司祭』は合わなかったけど、マリア・カザレスがカッコ良すぎて見惚れた。"復讐するわよ"からのタップ音、タバコ姿の画。既視感あると思ったら、眉毛がマレーネ・ディートリヒ。当時の流行? エリナ・ラブ…
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