このレビューはネタバレを含みます
カートゥーンネットワーク放送分を
録画して鑑賞。
吹替版でした。
バットマン。
生身の人間が
金の力と己の努力で闘う【人】の物語。
悪役も個性的ながら過去も描かれ
ただの悪役では無いというのが
このシリーズを好きな理由。
それでも、全てを観てる訳では無いけど。
絵柄はいかにもな作品でしたが
切ない物語でした。
まぁ、死んでないだけましなのかも。
このシリーズで一番好きなのは
執事のアルフレッドさん。
軽妙な語り口が楽しいし
人間としてもいろいろハイスペック。
バットマンになる以前の活動も出てくる。
Mr.インクレディブルみたい。
ジョーカーも登場。
描かれ方がディズニーのヴィランっぽい。
頭おかしいのはいつも通りで楽しい。
過去と現在で舞台となる未来の世界の
ディストピア感が半端ない。
過去シーンのですらちょっと怖かったが
現在のシーンでは
漂流教室と同じレベルの怖さ。
バットマンが警察に追い詰められる姿も
ここまで弱々しい描かれると
なんとも物悲しく見えますね。
ブルースさんが、いかにも人間っぽく
描かれるのはバットマンとして当然だが
復讐者の邪魔をしてるだけで
誰かを助けてるわけではないので
主人公感も弱い。
ヴィランとして完成されている
ジョーカーの方が作品を盛り上げて
くれていました。
2024-76
