雇い主から愛想を尽かされ仕事を失くしたコソ泥二人組がある人物からラザロが身に着けていた”石”を探し出すよう依頼される。
しかし、その石には太古の悪魔マガスが封印されており、石が外部に持ち出された結果マガスが復活を遂げる。
コソ泥二人は否応無くマガスと対峙することになるが・・・。

この作品は悪魔復活がテーマなんですが、全編に亘って流れるテイストは笑えないコメディなんです。
特に主人公のコソ泥二人組がどんなシチュエーションでも粗い台本で漫才してるようなスベリまくる会話を前面に押し出してくるので正直辟易しますｗ

悪魔復活儀式、ゾンビ、死者の館、バンパイアなど目を見張るシーンがあるものの、シーンを繋げると全く面白く無い展開に陥るのもこれぞＣ級って感じで王道なんですが。

悪魔マガスの造形もまるで貧相な恐竜ｗクリーチャーファンの私からすると全く魅力無しなのも非常に残念。
と、ラストのバトルまではグダグダな展開ながら唐突な場面変換により、なかなか飽きずに観れるレベルですｗ

そしてラストバトルから雰囲気がガラッと転調し予想しなかった感傷に浸るような哀しいテイストに変わるのも意外っちゃ意外で最後まで唐突な展開は変わりません。
エピローグも天使（神と言っても差し支えないでしょう）のご褒美のような終幕になぜか爽やかな印象を受けました。

ちなみに出演欄にアイアンサイド氏の名前を見受けますが声の出演ですので、念のためｗ

まぁ、画質もホントに１０年前の作品かと疑うレベルだし、物語が非常に分かり難い点を鑑みるとあまり面白くはなかったかな。

　先日「ファングス」という映画（ＤＶＤ）を観たので、ファング繋がりで鑑賞。
　どちらも原題は「ファング」入ってないんだけどね。

　まぁ特に「牙」がキーワードな話でもない。

　依頼を受ければ何でも盗み出す、盗掘屋（？）のコンビが、美女に釣られて依頼されたお宝を巡り、てんやわんやする怪人もの。
　テンポよく話が転がり、コメディとシリアスのバランスも良く、ちょいちょい色っぽいシーンを挟みつつ、よくわからなさも残したまま、いい感じのＢ級さを醸し出しつつ展開する。
　謎解きメインというわけでなく、怪物と対峙し対峙するのがメインというわけでもないけれど、テンポの良さになんとなく誤魔化されてしまう。

　儀式。
　死者。
　オカルト設定は有り。

• #おっぱい
• #死者
• #ゾンビ
• #盗掘屋
• #天使

先が読めないアドベンチャーホラーコメディ。
内容が中々下ネタが多く賛否分かれると思います。