音楽が素晴らしい。音楽が白黒の映画に色彩を与えている様。
ヒューを演じている子が本当に可愛い。yes sirと良く答えるその声も本当に可愛い
19世紀初めのイギリスの炭鉱村での幼き日々をヒューが回想する。最近のことはすぐに忘れるのに、幼き頃の事は鮮やかに覚えていると。
時代の変遷、炭鉱の衰退、新しき時代に生きる息子たちとの別れ、家族の変化、成長、そして愛、そんな事が描かれる人間賛歌の物語。
古き規律を守る父、新しい時代に生きていく息子、父に全てを教わり炭鉱に憧れを持つ末っ子。
人間関係、仕事、恋愛いろんな事があってその都度悩むし、物事には終わりと別れがあるけれど、長い人生の中で変わらない愛や美しさがある事の人間としての幸福を思わせる、いい映画。
とても泣いた。
